ドライアイを自己診断してみましょう!
次の症状であてはまる項目に○をつけてください!
○が5つ以上ならドライアイの可能性がありますので、一度かかりつけの眼科医に相談してみてください。
- 眼が疲れやすい
- めやにが出る
- 眼がごろごろする
- 重たい感じがする
- 眼が乾いた感じがする
- 何となく眼に不快感がある
- 眼が痛い
- 涙がよく出る
- ものがかすんで見える
- 眼がかゆい
- 光を見るとまぶしい
- 眼がよく赤くなる
ドライアイは涙が不足したり、成分の質が悪くなることによって眼の表面に障害が生じる状態をいいます。
細菌や乾燥、ゴミなどから、涙は眼を守っていますが、ドライアイになってしまうと、正常に涙液が出なくなり、まばたきをした際に、眼に網膜状の薄い膜ができにくくなるので、眼の保護が十分にできず、眼が乾燥してしまいます。
眼が乾く原因は、体質や年齢、病気なども関係しています。しかし、そういった原因がなくても、私たちの生活のなかには、次のようなドライアイになる誘因があふれています。
- 夜遅くまで起きているなどストレスが高い生活
- パソコンなど眼を酷使することでまばたきが少なくなる
- クーラーやヒーターなど乾燥した部屋にいる
- 車の運転などで精神集中し、まばたきが少なくなる
- コンタクトレンズ装用者は角膜にいわゆるふたをする状態のため
ドライアイの検査と治療
シルマーテスト
まぶたに細長い濾紙をはさみ、涙が出た量をはかります。これで涙の基礎分泌の量が測定できます。
クリアランステスト
色素(フルオレセイン)を点眼して、その色素の排出具合をみます。
染色テスト
色素で眼球の表面を染め、生体顕微鏡で調べます。角膜が滑らかかどうか、凹凸状態まで見ることができます。
ドライアイの治療法
ドライアイの治療法はまず点眼薬が中心になります。最近の点眼薬は進化しているので、ほとんどの人は、これらの点眼薬で症状が改善できます。
点眼薬は涙液を補い角膜を保護する点眼薬と粘液の成分であるムチンを増やす点眼薬の2種類があります。
個々の症状によって、組み合わせて使用していきます。